どーも、やまもとです。
カメラを趣味にしたいと思っていても、
「カメラ本体とかレンズとか、結構お金かかるんじゃないの」
となかなか一歩が踏み出せない方、意外と多いのではないでしょうか。
確かに何十万もするカメラやレンズもあるし、
金額が上がれば上がるほど高性能・高画質になっていくのも事実です。
しかし、安いカメラ機材でも意外とそこそこいい写真を撮ることができます。
事実、僕がカメラで一番値段をかけたのは、Sony α7のボディ(中古価格で約6万円)です。
今回は数万円でも気軽にスタートできるカメラ選びのコツをご紹介します。
APS-Cの型落ちボディを狙う
カメラにはイメージセンサー(像を写す部分)があり、
その大きさが大きくなるほど、一般的に価格も上がっていきます。
サイズのランクしては、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ…と徐々に小さくなっていくのですが、
狙い目はAPS-Cのカメラです。

最初に使っていたカメラは王道のkiss x7
理由はいろいろあるのですが、
カメラの醍醐味であるボケを楽しむことができ、かつ値段もお手頃というのが大きな理由です。
センサーサイズが大きくなればなるほどボケやすく、かつ高画質になっていくのですが、
フルサイズのカメラはどうしても値段が高くなります。
個人の意見としては、まずAPS-Cのカメラでカメラの楽しさや基本を知ってもらい、
フルサイズにランクアップするのがいいのかなと感じます。
APS-Cのカメラはめちゃくちゃ種類がたくさんあり値段もピンキリです。
そんな中、僕の一押しはSONYのNEXシリーズです。
NEXシリーズのカメラ

nex5×neewerのレンズ
2008年よりスタートしたSONYのNEXシリーズ。
NEX-3から始まり、NEX-7まで発売されました。
NEXシリーズのいいポイントは
- APS-Cのカメラでかつコンパクト
- 十分すぎる画質
- 高性能なのに1万円台
- ミラーレスカメラだからオールドレンズ用にも最適
ということが挙げられます
APS-Cのカメラでかつコンパクト
カメラにおいて”軽い”は正義です。
何キロもあるカメラは「撮影するぞ」と強い決意がある時にしかなかなか登場しません。
NEXシリーズはボディで200g程度。ペットボトルより軽いです。
これだったらかばんにいつでも入れておくことができます。
十分すぎる画質
NEXシリーズは1420万画素~2430万画素と普段使いにも十分すぎる画素数です。
極端にでかい看板を作ることなどを想定している場合を除けばおすすめです。(本当に看板を作る場合はプロ用の機材をそろえてください…)
高性能なのに1万円台
このNEXシリーズはどの型番も中古でとても安く販売されています。
僕が愛用しているのはNEX-5Rなのですが、
ボディだけだとAmazonの中古で15,000円程度で販売されています。
NEX-3だと1万円を切る価格でメルカリで出されています。
ミラーレスカメラだからオールドレンズ用にも使える
ミラーレスとはその名の通り、カメラの中にミラーがないのです。
(この辺の仕組みを説明し出すとかなり長くなるので今回は割愛させていただきます)
普通の一眼レフはカメラの内部にミラーがあるのですが、
ミラーがあることでオールドレンズが使いづらくなるケースがあります。
NEXシリーズはミラーレスカメラなので、オールドレンズの母艦にも最適です。
その他、チルト(モニター画面が180度ひっくり返る機能)があるので自撮りもしやすいです。
まずはキットレンズ or 広角単焦点レンズ

EマウントのレンズはないのでAマウントのキットレンズの画像で・・・
いきなりキットレンズのセットを買ってもいいのですが、
ボディとレンズをバラバラに買う方が安い場合もあります。
初めてカメラを購入する方は、
キットレンズ(セットになっているズームができるレンズ)からスタートする人が多いと思います。
もちろんキットレンズもいいのですが、
カメラのボケなどスマホとは違った写真を撮りたい方には物足りないかもしれません。
そんな方は早めに単焦点レンズを買うのがおすすめです。
単焦点レンズとはその名の通り、焦点が一つ、つまりズームできないレンズです。
「ズームできないってことは不便なんじゃないの」と侮るなかれ。
ズーム機能と引き換えに高画質な写真、ボケたっぷりの写真を撮ることができます。
単焦点使うようになると高確率でズームレンズの出番が減ります。
各社、50mm f1.8のような単焦点レンズを用意しています。
カメラをガッツリ楽しみたい方はいきなり単焦点レンズからスタートしてもいいかもしれません。
最近マニュアルフォーカスの中華レンズがAmazonに多く見られます。マニュアルですけど安価で明るいレンズが売られているので、またレビューします。
オールドレンズの単焦点はもっと安い

nex5R×オールドレンズ
当ブログでも頻繁に紹介している「オールドレンズ」。
その名の通り、昔フィルムカメラの時代に使われていたレンズを指します。
かなり昔のレンズなのでオートフォーカス(自動でピントを合わせる機能)はありません。
自分でピントリングを回してピントを合わせる必要があります。
オールドレンズの値段もピンキリですが、安いものだと3000円、もっというとジャンク品(レンズに汚れがある・どこかが壊れているなどの不良品)は500円~1000円程度から始めることができます。
多くの場合、オールドレンズを今のデジカメに取り付けるためにマウントアダプタというものが必要です。
大体2000円くらい。
つまり、レンズ+マウントアダプタの5000円でオールドレンズをはじめることができます。
古いレンズなので写りも少しノスタルジックな感じになりがちです。
でもpentax super takumarなどの王道レンズの写りは最高です。
ちょっと難しそうと感じるかもしれませんが、
オールドレンズで機材を揃えていくのも楽しみのひとつです。
安価で綺麗な写真をたくさん撮ろう
僕は写真を撮るのが大好きですが、
機材費は実はそこまで高くありません。
何十万もするレンズもカメラも持っていません。
カメラボディは紹介したNEX-5RとSONY α7。
レンズはたくさんありますが、1万円を超えるものは持っていません。むしろジャンクコーナーで500円のものやメルカリで数千円のものを買って清掃して使うことも多々あります。
「カメラを始めたいけどお金がかかりそう」というハードルが少しでも下がり、気軽にカメラを初めてくれる人が増えるよう、これから当ブログでは安価で始められる機材をたくさん紹介していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。