初めて買ったオールドレンズはSuper Takumar の55mmと、Nikonの50mm F1.4。
見事にこの2つのレンズから沼入りを果たしたのですが、このレンズは最初に購入してからずっと愛用しています。
Nikon 50mm F1.4は本当にお気に入りで、旅行に行くのもこれ一本でいいんじゃないかと最近思えてきました。
明るく写りも素敵でかつコスパがいいNikonの単焦点レンズを今回はご紹介いたします。
Nikon Ai F1.4 50mm
Nikonのオールドレンズの代表とも言えるこのレンズ。
昔のフィルムカメラの標準レンズとして使われていました。
フルサイズ×50mmレンズという超オーソドックスなスタイルは、普遍的である一方、とても使いやすい組み合わせだと思います。
かなり歴史も古く、いろいろな変遷をしているようです。
僕が持っているものはAi NIKKORのようです。
カニ目がもともとついていたのですが、マウントアダプタに干渉してしまうため取ってしまいました。
F1.4というとても明るいレンズのため、かなりボケるレンズです。
開放だとかなりボケる一方、絞るとそれなりにシャープに写ります。オールドレンズ特有のクセがそこまでなく、使いやすいレンズだと感じます。
オールドレンズであれば当然ですが、マニュアルフォーカスのレンズで、フルサイズでも使うことができます。
僕は写真だけでなく、動画撮影でもよくこのレンズを使用しています。
↑僕が撮影したMVでもNikon F1.4 50mmを使用しています。
購入経緯
忘れもしない夏の渋谷。
京都から東京に出張だったその日、渋谷の東急東横でたまたまやっていた中古カメラフェアで出会いました。
ワゴンでたたき売りをされていたNiokon F1.4は3000円。オールドレンズを購入したことがまだなかった僕は、スマホで調べまくって購入しました。
取引先との約束のギリギリまで漁っていたのは今ではいい思い出です。
レンズに若干カビがあったため、購入してから1年後にやっと分解してカビ取りをしました。分解清掃のデビューもこのレンズでした。
仕組みも割とシンプルなので、状態がやや悪いものを購入して自分で清掃するのもアリかもしれません。
分解時はこのサイトを参考にしていました。
作例紹介
ボケが楽しいレンズなので、開放で撮ることが多くなってしまいます。
サイズもかなりコンパクトなので、旅行に持っていくのにもピッタリです。
望遠レンズとかも持っていくんだけど、結局このレンズをつけっぱなしにしてしまうこともしばしば。
他にも写真を公開しています。
最後に
Nikonのレンズは昔からずっと変わらないFマウントです。
オールドレンズも現行のレンズも、同じマウントアダプタで使用できるので、オールドレンズ初心者に向いているマウントだと思います。
気軽に購入できる値段のレンズなので、気になった方はメルカリやヤフオクで探してみてください。出回っている数も多いため手に入りやすいレンズだと思います。
このレンズが皆さんのオールドレンズ沼の一歩目になることを願って…