リモートワークが広がるにつれ、自宅でのデスク環境をアップデートする人も増えてきているのでは?
作業環境を快適にするのはガジェット機器だけではありません。椅子や机などの家具を自分に合ったものにすると、体への負担も大きく軽減ができます。
劇的に体の負担を軽くしてくれるアイテムがスタンディングデスク。
今回は2022年に発売されたばかりの机の高さを電動で変えられるデスク「FlexiSpot E8WM」をレビューしていきます。
- FlexiSpot EW8Mの基本スペック
- 組み立てた感想
- 1週間使ってみた感想
- こんな人におすすめ
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FlexiSpot EW8Mの基本スペック
FlexiSpot様からはたくさんのスタンディングデスクが発売されています。
今回ご紹介するEW8Mの基本スペックは下記の通りです。
天板サイズ | 120.2×60.2×6cm |
引き出しサイズ | 31.5×66.6×4cm |
脚幅 | 116.4cm |
昇降範囲 | 72~121cm |
耐荷重 | 50kg |
機能 | ・USB充電 ・高さメモリ ・ロック機能 ・障害物検知 |
商品の特徴として一番大きい点として、本製品は天板と脚の一体型となっています。
FlexiSpot様の商品の多くは天板と脚は別々になっており、自分の好きなものをそれぞれ選んでカスタマイズできるようになっています。
そのため、自分に合ったデスクが作れるというメリットがある一方、費用が高くなってしまうというマイナス面もあります。
EW8Mは一体型のため、カスタマイズはできないものの、トータルコストが5万円以下で全て揃うのでスタンディングデスク初心者にぴったりな製品だと言えます。
多くの人の最適解である天板サイズ
天板のサイズは約120cm×60cm。27インチのディスプレイ1枚がちょうどいいサイズです。多くの人はこれぐらいのサイズが最適解だと思います。
2枚ディスプレイを並べたりする人だと手狭だと思います。広々とデスクを使いたい人にとっては狭いと感じるかもしれません。
僕は140cm幅の机をもともと使っていたので狭くなった感は否めません。
昇降の範囲は狭め
昇降の高さは72~121cm。別製品のE7だと昇降範囲は58~123cmなので、可動域は他よりも狭いです。
どうやら72cmの机がぴったりなのは身長172cmだそうです。日本人の成人男性の平均が172cm前後ですので、小柄な男性や女性、子どもだと一番低くしても高いと感じるかもしれません。
電動昇降デスクは簡単に高さ調整ができるのが利点なので、気軽に低めの机にできたらよかったんですが…
参考にしたサイト
あったら便利な引き出し
引き出しもついています。サイズは66.6×31.5×4cmです。
自宅のデスクで引き出しついている人ってあんまりいないと思うのですが、あると意外と便利です。
僕はよく使う充電コードやペンなんかを入れています。
ワンタップで調整可能
1~4のボタンがあり、それぞれに高さを記憶しておくことができます。
自分の好みの高さにワンタップで変更できるのはいいですね。
誤作防止のためのチャイルドロックも搭載されています。我が家には何にでも興味津々な子どもがいるので、こうした機能はありがたいです。
ただ、ロック解除の方法も簡単で特定のボタンを1回押せばOK。
我が子は簡単に覚えるので、2つのボタンを同時押し、1つのボタンを3秒以上長押しする、などもう少し複雑にしてあるほうがいいなとも思いました。
実際に組み立ててみる
届いたデスクは45kg。成人男性一人でも引きずりながら動かすのがやっとです。
女性が移動させる場合や、2階に運ぶ場合はパーツに分解して移動させるのがベターです。しかし、1つ1つのパーツも重いので、力に自身がある人以外は複数人で組み立てることをおすすめします。
僕は1人で移動・組み立てを行ったんですが腰がおかしくなるかと思いました💦
組み立て自体はとても簡単。
支柱を天板に設置し、脚と支柱を組み合わせたら完成です。
仕組みは簡単なのですが、如何せん一つ一つのパーツが重いです。驚くほど重い。男性でも2人がかりでやった方がいいと思います。(僕は1人でやって結構しんどかった💦)
完成した机は重いので動かすのは難しいです。
FLEXISPOTをこれから組み立てるよって方は、純正キャスターつけた方が良いです!!
— Ken. / monosight (@monosight_jp) April 3, 2022
移動が圧倒的に楽になります😎
こんなハックのアイデアもあります。確かにキャスターつけたら便利そう!
1週間以上使ってみた感想
スタンディングデスクの快適さ
商品の感想というよりかは、スタンディングデスクそのものの感想になるのですが、自分の気分によって机の高さを変えられるというのは想像以上に快適でした。
作業に集中するとつい座りがちになってしまい、一度休憩してしまうとなかなか作業に戻ってこれないことが多かったです。
FlexiSpot EW8Mを導入してから、集中力が切れたら立ちの作業に切り替えるようにすると、頭がスッキリして再び集中できるようになりました。
ずっと立っていると足が疲れてくるので、そうなったら座り作業に戻します。
座る→立つ→座る…を繰り返すことで無限に作業ができるようになりました。
ボタン一発で高さ変更は便利
自分に合った高さを記憶できるボタンがとても便利です。
いちいち上下ボタンを長押しする手間や、高さの数値を記憶する必要がなく、ワンタップで変更できるのでかなり楽。
作業切り替え時にボタンを押してからコーヒーを淹れに行き、帰ってきたら高いデスクが待ってくれている、なんてこともできます。
USB充電ポートも便利
高さ調整ボタンの横にはUSB type-Aの充電ポートが2つと、USB type-Cの充電ポートが1つついています。
type-Cがあるのはかなりポイント高いです!
3つ充電の口があれば僕は基本的に足りるので満足しています。
駆動音もそこまでうるさくない
駆動音はそこまで大きい音ではないという印象。
しかし電動モーターで高さ調整をするので機械音は出ます。マンション住まいの人が夜中に頻繁に動かすとちょっと気になるかもしれません。
動かすと妻が「おおっ」と覗きにくるので気になる人は気になるのかも
机の天板の質もいい感じ
本製品は天板と脚がセットになっています。
EW8Mはメープルの明るい色合いです。清潔感があって良い感じです。
天板は変更が難しい
セットになっているため、天板と脚のパーツがあらかじめ固定されており、基本的に外すことは困難です。
自分の好みの天板が使いたい人は別の製品を使用する必要があります。
電源コード周りは課題
電動昇降なのでコードを綺麗に整理しておかないと引っかかるので整理が必要です。
僕もまだまだごちゃっとしているので、この辺りは課題ですね。
FlexiSpot EW8Mレビューまとめ
スタンディングデスク入門にぴったりのFlexiSpot EW8。
天板交換などの沼に入る一歩目としては良い選択肢だと思います。
自宅での作業がメインのフリーランスの人や、在宅勤務などの機会が増えている会社員、帰宅後に自宅で作業をするブロガーなど、多くの人におすすめの商品だと思いました。
FlexiSpot様は電動スタンディングデスクの王道メーカーですので、本製品以外にもたくさんの種類のデスクがあります。
自分の用途に合ったデスクを選んで、作業の効率を200%アップしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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