iPhoneだけで撮影された映画もあるほど、スマホのカメラ機能の進化は凄まじいです。
しかし、映像が手ブレばかりだと見づらくなってしまいます。
そんなときに役立つのが「ジンバル」です。
今回は、お手頃価格で購入できる小さなスマホ用ジンバル「Hohem iSteady X」を購入したのでレビューしたいと思います!
購入経緯
もともと持っていたZhiyun Smooth4
iSteadyXを購入する前にZhiyunのSmooth4を持っていました。
Youtuberのびーとないとーさんが紹介していて、僕も欲しくなり購入したのです。
機能はいいけど、ネックになった大きさと重さ
Smooth 4はスマホ用のジンバルとして機能は十二分でした。スムーズな映像はもちろん撮れるし、ピントやズームはつまみを回してマニュアルで操作することもでき大変便利でした。
しかし、最大のネックは「大きすぎること」「重すぎること」でした。
ジンバルの用途は日常ですぐ手に撮って使ったり、旅行中にぶらっとしているところを撮るときに使うのがメイン。そう考えるとSmooth4の大きさはかなりマイナスポイントでした。 特に旅行はジンバル以外にもカメラを持っていたりするので、機材でかばんがいっぱいでした。
「重たい」はやがて「持っていくのが面倒だ」に繋がり、使用頻度がグッと下がってしまいました。
スマホで撮れる動画の質はかなり良くなっているから使いたいという気持ちと、重い機材を増やしたくない気持ちの葛藤を解決してくれたのがiStedyXでした。
Fimi Palm
iSteadyXのスペック
パッケージはこんな感じ。箱もコンパクトです。
付属物はこれだけ入っていました。ミニ三脚もついています。
充電はType Cを使用します。
大きさ・重さ
Smooth 4からの乗り換え理由が「大きさ・重さ」なので、この点は僕にとってかなり大切なポイントです。
- サイズ 17.9 x 7.9 x 3.9 cm
- 重さ : 259 g
折りたたんだサイズはスマホのサイズとほぼ同じで、小さいかばんにも入れて持ち運べます。
重さも250gと、500mlのペットボトルの約半分の重さ。気軽に持ち運べるサイズ・重さです。
フェイストラッキング
顔を自動で認識し、追従する機能も搭載されています。AIを駆使した機能らしく精度も高いようです。
Youtube撮影やテレビ電話など、自分の顔をブレずに映したいときに役立ちます。
インセプションモード
自分ではなかなか撮影しづらい、グルグル回転する撮影技法もisteady Xなら簡単にできます。
正直頻繁には使わないかもしれませんが、飛び道具的な使い方ならアリかも。
ドリーズーム
こちらも飛び道具的撮影技法。別名“めまいショット”とも言われ、背景がぐーっと近づいてくる映像です。自分(カメラ)は後ろに下がるけど、レンズは下がったぶんだけズームをすることで、被写体自体の大きさは変わらず背景だけが変化します。
↓いろんなドリーの例↓
これもなかなか使わないかもしれないけど、シネマティックなVlogで部分的に使うとアクセントになるかも?
実際の撮影した映像
手ブレなど特に意識せずに撮影しました。かなり手ブレが抑えられていてなめらかな映像です。
3軸ジンバルのため、安定感は抜群です。
持ち手のジョイスティックで上下・左右をコントロールします。 他にも、撮影開始・停止やズームも手元で操作することができます。
動画撮影アプリ・Momentでも録画開始可能
純正アプリだけでなくLog撮影ができるMomentでも、手元のボタンで録画開始・停止ができます。
ズーム機能は作動しなかったので、手で画面をタッチしてズームする必要があります。
ログ撮影のMomentについてはこちら
僕が感じたデメリット
可動の幅が若干狭い?
ジョイスティックで上下左右を動かすのですが、その可動域が若干狭いように感じました。ですが、これはコンパクトなので仕方がないようにも思います。
Smooth4と比べるとかなり狭くなっているように感じます。
フォーカスモードがわかりにくい?
パンフォーカスやチルトフォーカスなどを切り替えるのは電源ボタン+録画ボタンの同時押しなのですが、その切替がわかりにくいです。
点滅の回数で今何のモードになっているかを判別するのですが、何回の点滅がどのモードなのか覚えていないとわかりません。
価格
これだけコンパクトで充実しているのに、Amazonで8,000円以下で購入ができます。
僕はセール期間だったので、6,500円程度で購入しました。(黒より白のほうが500円くらい安いです)
本当にコスパが最強です!
※セール期間でなくても1000円クーポンが発行されていたりするので、気になる方は要チェックです!
気軽にVlogを始める相棒のジンバル
確かにSmooth 4に比べると機能が制限されているiSteady X。しかし、手軽さはiSteady Xに軍配が上がるでしょう。スマホにつけて気軽に動画撮影するならSmooth 4よりiSteady Xのほうが断然おすすめです。低価格でジンバル初心者にもピッタリです。
スムーズな映像でVlogの質を更にアップしましょう!
他にもこんなジンバルがあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!