
以前noteにも書きましたが、社会人になってからジャズギターを本格的に取り組んでいます。本格的とはいうものの、かなりマイペースではありますが・・・
さて、ジャズギターを体系立てて学びたいという思いから参加していた「ジャズギター大学」というものに2年間参加し、今年の4月に卒業しました。(カリキュラムが2年間で終わるような仕組みとなっています)
2年間何かをコンスタントに取り組むという経験もなかなかなかったので、感想などをつらつらと書こうと思います。

ジャズギター大学とは
ジャズギター大学(正式名称:バード・ジャズギター大学)とはその名の通り、ジャズギターに特化したオンライン学習ができる場です。
「大学」という名前になっていますが、実際の国公立大学や私立大学とは異なります。あくまでもオンライン学習のプラットフォームです。しかし、「入学」「卒業」という概念があり、いつでも入れる訳ではなく決まった次期に募集され、同じタイミングで入った「同期」と学習ペースの足並みをそろえて学んでいきます。(一応留年はありません。笑)
ジャズギター大学はジャズギタリスト・山田忍さんが作られたものです。
山田先生はとても柔らかい雰囲気でジャズの基礎的なところから最先端のところまでを幅広く丁寧に教えておられます。ジャズへの飽く亡き探究心が素晴らしいです。
山田先生のYoutube動画です。物腰の柔らかさが伝わります
ジャズギター大学では定期的に更新される動画講座(合計96回…!)と、その動画内で出される課題を自分で撮影し添削が受けられる動画添削でスキルを鍛えます。
世の中でジャズを学習する際は、
- 本を買ってくる
- ネットやYoutubeなどの情報を漁る
- 近くでジャズギターを教えてくれる講師を探す
程度しか方法がなかった中、ジャズギター大学という選択肢は新鮮でした。
本やネットの情報は結局やることが発散してしまうし、近くに自分にぴったりのジャズギター講師がいるとも限らないので、ジャズギター大学の登場によってジャズギターの民主化が進んだと言っても過言ではないと感じています!
ジャズギター大学で取り組むカリキュラムはこんなにたくさんあります。

これだけの内容に取り組めるっていうだけでワクワクしますよね。

2年間で出来たこと
- ジャズの入り口に立てた
- ジャズの取り組み方がわかった
- 目的を持って弾くことの意識
ジャズの入り口に立てた
2年間でジャズがバリバリ弾けるようになったかと言われると、答えは「No」です。
本当はもう少し弾けていることを期待したのですが、やっと入り口に立てたところです。
それは、ジャズギター大学で学ぶことはジャズギターの「本質」だからだと感じています。
確かになんちゃってジャズギターのように、ジャズギター風のフレーズをたくさん覚えればそれっぽくはなりますが、その先がありません。
ジャズギター大学ではジャズに対してのアプローチをロジカルに丁寧に学びます。故に1日で大きく成長することはあまりありませんでした。しかし、土壌をしっかりと丁寧に固めることで、その先どんどん成長できるようになると感じています。
おそらく、右肩直線上がりではなく、指数関数的な成長が期待出来ます。そして2年たった今、まだ伸びる前の場所だと信じています。笑
ジャズの取り組み方がわかった
多くの人がジャズって難解なイメージを持ってますよね。
僕も難しさゆえにどうやって取り組むべきか全然わかっていませんでした。本を買ってきて意味なくスケールをなぞってみたり、どこで使うかわからないフレーズをコピーしてみたり。本に書かれていることが間違っているのではないですが、正しい情報があっても正しい使い方、正しい学び順というのは中々わからないもの。
ジャズギター大学では体系立てて学習することができ、「どのようなやり方でジャズギターを攻略するか」の全貌がわかりました。
目的を持って弾くことの意識
「アドリブって自由にセンスで弾くもんでしょ」とお考えの諸君、そして過去の自分、アドリブはそんな簡単なものではありません。音の繋ぎ方には意味があります。
ジャズはよく言語に例えられるのですが、ひらがな50音知っていても適当に並べたところで意味は生まれません。文法というものに則ることで初めて意味が生まれます。文法を知った上で法則を破ることで刺激的なものになります。それはジャズも同じ。まずは基礎基本・原理原則がないと音楽にはならないということです。
アドリブをする時「なんとなく弾く」のではなく、目的を持って弾く意識を持てるようになりました。
コードトーンを弾く、3度の音を弾く、解決フレーズを弾く、、、それを積み上げることでアドリブになっていくことがわかりました。
ジャズギター大学の感想

ジャズは想像以上に難しい…!
2年間やればある程度弾ける、と思ってたけど本当にまだまだです。
受講中も「上手くなってんのかな」「本当にジャズ弾けるようになるのかな」と自問自答したことが何回あったか。
「楽しい」より「苦しい」の方が多かったかも。それでも続けられたのは山田先生のお人柄ゆえと感じています。実際耐え抜いたから指板の音が見えるようになったり、3度の音がすんなり出るようになったり、基礎体力が上がった感じもしています。
まだまだ取り組む課題もたくさんなので苦しい道のりは続きますが…笑
自分の音楽を極めたい
「何となくジャズ弾けたらかっこいいな〜」「誰かとアドリブできたらいいな〜」と漠然とした動機でジャズギター大学に入りましたが、卒業した今自分がどんな音楽をしたいか明確に捉えることができています。
具体的にはBarney KesselやKenny Burrell、Grant Greenなど少し古めのジャズを研究したいなと。(山田先生がモダンな部分を攻めてるのでそこは若干違うのですが、、、!)
スウィングでブルージーなジャズを弾きたいと今は感じています。
後々もっとコンテンポラリーなものに取り組みたいとか思う時も来るかもしれないですが、漠然とジャズと広く捉えていたものをより細分化し、自分の意思を持てるようになったのも良かったです。
さらに取り組みたいこと

ジャズギター大学の2年間は終了しましたが、まだまだまだまだやることはいっぱいです。
- 課題は全部やり切る
- 仲間とのセッション
- コミュニティでの交流
課題は全部やり切る
ジャズギター大学を卒業して半年程度経っていますが、なんだかんだ全体の半分程度しか履修が完了していません。2年間で全カリキュラムを終了させるのは至難の業ではあるものマイペースで課題をやり切りたいなと思っています。
ジャズギター大学では卒業後も動画添削を有料で行なってもらえます。また、卒業後にそのまま対面レッスン(オンライン・オフラインどちらでも)に進む方もいるようで、そこで課題を進めることもできるそうです。
自分の働き方やライフスタイルに合わせてどうやるか考えているところです。
仲間とのセッション
同じくジャズギター大学に属しているメンバーは1期30名程度×現在7期までいるので受講中+卒業生を含め200人以上在籍していることになります。
在学中は掲示板で交流をしていましたが、今はどんどんコミュニティ機能も拡張しており色んな期生と繋がれるようになりました。
技術の進歩により、自宅でオンライン上でセッションもできるようになっています。(YamahaのSyncroomというサービスです)
そのおかげで同門とリアルタイムでセッションができるようになりました。今は特に頻繁に連絡を取っていた方とたまにやる感じですが、さらに活発化して色んな人と一緒に練習が出来たりして高め合って行きたいです。
そして、ジャズバーのセッションイベントにも行ってさらに腕を磨いて行きたいなと思っています。
コミュニティでの交流
今までは1人で学習する要素が強かったですが、どんどんジャズギター大学も進化しておりコミュニティの機能が拡張しています。実験的な部分もまだまだあるものの、色んな情報を交換できるようになってますます楽しくなっています。
ジャズギターを取り組んでいる人はロックギターに比べてどうしても人口が少なくしまうのでこういった環境はとてもありがたいですね。
最後に
「ジャズギターやってみたいな」と少しでも感じている方がいれば、ぜひバード・ジャズギター大学をぜひチェックしてみてください。
紹介ページに書かれている山田先生の熱量が伝わる文章にきっと心を動かされるはずです。
そして、もしジャズギター大学に入ったら一緒にセッションしましょう!
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