Pentax SPOTMATIC- 機械式フィルムカメラで入門

どーも、やまもとです。
オールドレンズが好きでよく使っているのですが、
デジタルカメラではフィルムの質感がどこか嘘っぽく感じてしまう。
レタッチで色々工夫はしているのですが、
やはりアナログな写真はアナログに撮るのが一番!と考えフィルムカメラを始めることにしました。
最初の1台目に購入したのは、機械式のカメラ・Pentax SPOTMATIC (以下Pentax SP)です。
目次

フィルムカメラ初心者におすすめのPentax SP

デジカメは当たり前ですが、電気で動くカメラです。
フィルムカメラも電池で動くものが多いですが、
中には電池が要らないカメラもあります。
それが機械式のフィルムカメラです。
歯車やバネが複雑に入り組み、シャッターボタンを押すとすべてが狂いなく動き出す機械式カメラ。
こういう技術の結晶ってなぜかワクワクしてしまいます。
Pentax SPが作られていたのは1960年代と今から60年も前のこと。
そんなカメラが2020年の今の空気を切り取ると考えるとロマンがありますね。

シャッタースピードはB~1/1000

今のカメラは1/8000くらいまで高速にシャッターが切れるものもあります。
フィルムカメラでも、電池式のものではシャッタースピードが1/4000のものがあったりしますが、
Pentax SPは1/1000が最速です。
電気制御ではなく、ばねの力を使っているアナログな仕掛けなので当然といえば当然です。
野外で開放を使う場合はやや注意が必要です。

レンズマウントはM42

Pentax SPのレンズマウントはスクリューマウントのM42。
王道オールドレンズ・Super Takumar 55mm f1.8など、オールドレンズユーザーにはなじみのあるマウントかと思います。
(というか、Pentax SPの標準レンズがSuper Takumar 55mm f1.8だったんでしょうが…)
そのほかにもHelios やJupitarなど定番のオールドレンズを使うことができます。
僕が過去に書いたオールドレンズの記事はこちら↓
愛しのオールドレンズ その1
愛しのオールドレンズ その2

マニュアルフォーカスのカメラ

電池を使わないカメラなので、ピント合わせも自分で行います。
ファインダーを覗いて中心の円の像がはっきりするところがピントがばっちりあったところです。
ファインダーの中もかなり見やすく、ピントがあっているかどうかも分かりやすいと思います。

価格は3000円くらいから

かなり市場に出回っているPentax SP。
メルカリやヤフオクでかなり安く手に入れられます。
ジャンク品だと1000円前後から、実働品で5000円~、完動品で10000円~くらいといったところでしょうか。
僕は3000円程度のややジャンク品のところを自分で清掃して使っています。
選ぶポイントは、
・シャッターが全速切れること
・モルト交換は必要でもOK
です。

①シャッターが全速切れること

シャッターの故障は素人ではどうしようもありません。
カメラの中身を見るのは楽しいですが、下手にいじるとどうしようもなくなってしまいます。
最低限シャッターが切れることが条件です。
巻き上げレバーが回らない、ミラーアップしているものは避けましょう。

②モルト交換は必要でもOK

モルトとはカメラの裏蓋のところから光が入ってこないようにする緩衝材のことです。
シャッターは切れるが、モルトがボロボロで交換が必要というものも多く販売されています。
このモルトを交換するのは意外と簡単です。
古いモルトを無水エタノールで浸した綿棒でひたすらこすって落とす
→Amazonで売っている交換用のモルトを細く切って貼る
この2つの工程だけで直すことができます。
モルトは300円~500円程度、
無水エタノールも1000円前後です。
もちろんモルトはほかのカメラを買ったときにも使えるし、
無水エタノールはカメラ・レンズの清掃にも使えます。

今のご時世無水エタノールが薬局で売っていない場合も多いでしょう。
僕は代用品で燃料用のエタノールを使用していますが今のところ問題ありません。
(自己責任でお願いします)
どうしても気になる方はネットなどで無水エタノールを探してもいいかもしれません。
Pentax SPのモルトは裏蓋の隙間と、
ミラーの当たるところの2か所だけです。
蓋の分解も必要ないので交換しやすいと思います。
僕はまずボロボロのモルトが内部に入らないようサランラップを詰めて
エタノールをしみこませた綿棒とつまようじでガリガリ削りました。
だいたいきれいになったら細く切ったモルトを張ります。
失敗しても貼りなおせばいいだけなので、気軽に挑戦できます。

露出計はアプリのほうが使い勝手がいい!

Pentax SPは電池がなくても動くのですが、
露出計を使う場合は電池が必要です。
中古で売っているものの多くは露出計が動かないものもあります。
Pentax SPについている露出計は、今のデジカメとは違い針でざっくり表示されるだけです。
何十年も前のカメラですので露出の精度も個体差があります。
僕はカメラの露出計を使うより、
スマホアプリの露出を使うほうが便利だと思います。
僕が使っているのは「覚える露出計」です。
ずっと使っているのに一向に覚えられませんがめちゃくちゃ役立ちます。
F値とiso感度を設定するだけで簡単にシャッター速度を決められます。
今はこうしたアプリがあるので便利ですね…!
覚える露出計

覚える露出計

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Pentax SPで撮った作例

すべてPentax SP × Super takumar 55mm f1.8で撮っています。

フィルムカメラ入門にピッタリ

手に入りやすくて使い勝手がいいPentax SPは初めてのフィルムカメラにピッタリです。
なにより、“THE カメラ”といった見た目が最高ですよね。
Pentax SLも露出計がないだけでほぼSPと同じスペックです。
SPよりもSLのほうが値段が安い場合、あるいは状態がいい場合はこちらを検討してもいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは!

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