【XP-Pen Deco LWレビュー】1万円代前半でiPhoneでも使える板タブ

こんにちは。Taku(@YamaTK_2170)です。

今回はXP-PENの最新の板タブレット・Deco LWをレビューしていきます。

板タブも液タブもたくさんのメーカーから種類が豊富に出ており、「正直どれも一緒なんじゃないの?」と思っている方も多いかも知れません。

しかし、今回ご紹介するこのDeco LWは初心者でも手が出やすい価格ながら機能が充実しており、「デジタルイラストを始めてみたい!」という人にピッタリなアイテムです。

初心者はもちろん、気軽にイラスト制作を取り組みたい中級者〜上級者にもおすすめです。

XP-Pen Deco LWのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 持ち運びしやすいサイズ感と取りまわし
  • しっとりした書き心地で上質紙に描いている感じ
  • iPhoneでもイラストを楽しめる
  • ペンの質感がもう少し良かったら

本記事はXP-PEN様から商品提供をいただいたPR記事です。

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目次

XP-Pen Deco LWのスペック・同梱物

XP-PENとは

XP-PENという会社は液タブや板タブなどのイラスト用デバイスを主に出しています。

2022年現在、日本国内のペンタブレット市場ではワコムに次ぐ2位で、約5.2%のシェアを占めるとのこと。(参照 : Wikipedia

中国・深センに本社を置き、海外に6つの子会社(支店)と50以上の代理店を持ち、世界130以上の国と地域で販売されています。

Taku

海外での認知度も高く、日本でのシェアも徐々に増えてきているので期待値の高い会社です!

Deco LWのスペック

XP-PENの中でも、Decoという名前はどうやら板タブレットのシリーズのことだそうです。

Decoの中でも最新のモデルがDeco M・MW / L・LWです。今回ご紹介するのはLWです。

それぞれのモデルの違い

シリーズのM・Lは板タブレットのサイズを示しています。

  • Mの場合:259.8 x 157.8 x 8.8 mm
  • Lの場合 : 315 x 187 x 8.8 mm

Wはワイヤレスの意味で、Bluetooth接続が可能かどうかを示しています。

Deco LWのスペックは以下の通りです。

製品モデルIT1060
寸法315 x 187 x 8.8 mm
重さ〇〇g
作業エリア254X152.4mm(10”x6”)
ブラック、ブルー、グリーン、ピンク
ショートカットキー8
解像度5080 LPI
レポートレート200RPS (最大)
ワイヤレス技術Bluetooth v5.0
連続作動時間≥ 10 時間
バッテリー容量1000mAh/3.7V
スタイラスペンX3 Elite
筆圧レベル8192
傾き検知機能60°
読取高さ10mm
搭載ポートUSB-C
電源入力5V ⎓ 1A
互換性

Windows 7以降, Mac OS X 10.10(またはそれ以降)
Android 6.0(またはそれ以降), Chrome OS 88(またはそれ以降)
Linux
公式サイトより

特にここがポイントというところをピックアップしてお伝えします。

  • カラーバリエーションが豊富
  • Bluetooth接続が可能
  • 8個のショートカットキーが内蔵
  • 筆圧レベル・傾き検知も優秀
  • iPhone / iPadのibisPaintに対応

カラーバリエーションが豊富

板タブとしてはかなり珍しく、Deco M/Lはカラーバリエーションが豊富で、4色展開しています。

ベーシックな黒に加え、グリーン・ピンク・ブルーがラインナップにあります。

どの色も派手な色ではなく上品な色味でおしゃれ。

自分の好きなカラーのデバイスが選べるだけでテンションが上がりますね!

Taku

グリーンの色味が特に素敵と感じたので、今回は緑で試させていただきました。とても好きな色味でした!!
個人的には白色があるとさらに◎

Buetooth接続が可能

Wがワイヤレスを指す通り、MW/ LWはBluetooth接続が可能です。

板タブも液タブもパソコンに繋いで使うデバイスなので、必然的にコード類が増えてしまいがちなもの。

しかし、Deco MW / LWはコードなしで接続できるのでデスク周りがかなりシンプルになります。

使いたい時に板タブ側の電源を入れるだけで接続がされる手軽さはかなり高評価です。

内蔵バッテリーも1,000mAhで、10時間連続使用が可能だそうです。1回充電したら数日間は持ちそう。

Taku

液タブの場合は映像出力が必要なのでBluetooth接続はできません。この手軽さは板タブならではですね。

8個のショートカットキーが内蔵

本体の左側にショートカットキーのボタンが8つついていて、そこに自分の好きなショートカットを割り当てることができます。

左手デバイスを別に用意する必要がないので手軽。

ボタンの上に点字っぽく数字が振ってあるので、指の感覚でボタンを探すことができます。

筆圧レベル・傾き検知も優秀

筆圧レベルは8192で、傾き検知は60度。

今まで紹介してきたArtisulやHuionの液タブ・板タブも全てこの基準となっています。

当たり前のように最高品質なのですが、少し前までの安い板タブは筆圧レベルが2016だったり傾き検知がなかったりしたのが普通でした。時代に合わせて技術が進歩したおかげで、ハイスペックなものが安価に手に入るようになったんですね。

X3というテクノロジーが搭載されているようで、かなりハイスペックな描画性能だそうです。(詳しい説明はこちら

iPhone / iPadのibisPaintに対応

スペック表に記載はなかったのですが、iPhone・iPadにも接続することが可能で、ibisPaintという無料から使えるイラストアプリで板タブを使用することができます。

これについては後ほど使用感をじっくりレポートしますね!


同梱物一覧

外箱はこんな感
箱の中身一覧

Deco LWの箱の中に入っていたアイテム一覧はこちらです。

  • ペンタブレット
  • X3 Eliteスタイラスペン
  • USB to USB-C アダプター
  • USB to Micro USB アダプター
  • USB ケーブル
  • 1 x替え芯抜き
  • 替え芯10本
  • 保証書
  • クイックガイド
  • ワイヤレスレシーバー

1週間以上使ってみて

実際に僕が使ってみた感想をご紹介します。

  • 持ち運びしやすいサイズ感と取りまわし
  • しっとりした書き心地で上質紙に描いている感じ
  • iPhoneでもイラストを楽しめる
  • ペンの質感がもう少し良かったら

持ち運びしやすいサイズ感と取りまわし

タブレットの重さは456gと軽量なので、持ち運びがとてもしやすいです。

サイズもほぼA4サイズ程度なので、カバンにもすっぽり収まります。

Bluetooth接続ができるので、余分なコードを持ち運ぶ必要がないのも嬉しいポイントです。

しっとりした書き心地で上質紙に描いている感じ

ペンタブの質感もツルツルしすぎていなくて、程よく引っかかりがある感じです。

ザラザラではなく、上質紙に硬めのペンで描いている感触です。

Taku

紙とほぼ同じか、と言われると頷けないですが、電子デバイスと考えれば十分な質感だと思います。

iPhoneでもイラストを楽しめる

iPhone / iPad / AndroidのibisPaintに対応しています。

ibisPaintは無料から使用ができ、課金しても1,200円と安いので手が出やすいと思います。

普段から使っているスマホの無料アプリなのでXP-Pen のDeco MW / LWを買うだけでお手軽にデジタルイラストを始められちゃうというわけです。

実際に普段使っているiPhone / iPadで試してみました。

描画はペンタブ、拡大縮小や画面の移動はスマホ/タブレットの画面をタッチなので操作感に若干クセがあって慣れが必要です。

普段iPhoneなどのスマホで指でイラストを描いている人は、Deco MW / LWにすることで筆圧感知が使えたりするので表現力や使い勝手がさらに増すと思います。

Taku

ついにパソコンもタブレットも要らずスマホだけでデジタルイラストを楽しめる時代が来ましたね!

正直iPadは直接描き込めるApple Pencilを使用した方が直感的にイラストが描けるので、Apple Pencilの方が軍配が上がる感じです。コスト面のことはあるにせよ、わざわざiPadに板タブをつける必要はなさそう。

対応しているアプリはibisPaintのみです。Clip StudioやProcreateなど他のイラストアプリには対応していないので要注意です!

ペンの質感がもう少し良かったら

付属のペンは重さが12gでボタンも2つついていて機能的にも申し分はありません。

前述の通りテクノロジーが詰まった良いペンであることに違いはないのですが、ペンが細く軽いためチープな印象が否めません。

ペンの質感はもう少しクオリティが高いと尚良いですね

ペンのケースやスタンドも付いていないので、自分で用意する必要があります

XP-Pen Deco LWレビューまとめ

たくさん板タブも出てきていて、コストも機能も幅広く選択肢が増えて嬉しい限りです。

そんな中でもXP-Pen Deco LWは、初めての板タブから中級者のサブ機にまでなり得るアイテムだと感じました。

無線で遅延なく使えるというのは、イラストを描くハードルを下げてくれますね。だってよくある板タブや液タブなどだとたくさんの配線をつなぐだけで心が折れてしまうから…

1万円で買えてしまうというリーズナブルさもさすがです。

カラバリも豊富なので、自分が気に入ったカラーの板タブをゲットしてくださいね。

XP-Penからは板タブ・液タブ問わずたくさんのイラストの相棒になる機材が揃っています。サイトを覗いてみるだけでもテンションが爆上がるので是非チェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました 。

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