みなさん、マインドマップは使っていますか?
マインドマップはこんな作業におすすめです。
- アイデアのブレスト
- ブログなどの記事構成作成
- 読書内容のメモ書き
いろんな場面で活躍するマインドマップの活用方法を今回はご紹介します。
- ブログ初心者にこそマインドマップがおすすめ
- マインドマップの活用方法の紹介
- マインドマップを選ぶときのポイント
ブログの記事構成はマインドマップで作るのがおすすめ


Yamablogではブログの記事構成作成にマインドマップを使っています
僕は下記の流れでブログの作成を行なっています。
- 記事のテーマ設定
- 記事内容のブレスト
- 構成の整理・追加情報の検索
- 記事作成
- 画像作成・装飾
上記の❷・❸をマインドマップで行なっています。
ブログの記事に書きたい内容をマインドマップでとりあえず書き出し、出尽くしたあとにどういう順番で組み立てるか整理整頓をしています。
また、足りない情報も調べたらマインドマップに加筆することで、記事全体を俯瞰的に見ることができるようになります。
マインドマップのメリット
単語レベルでアイデア出しができる
マインドマップでは、単語を入力してエンターを押すとすぐにその下に文字を記入できます。
記入→エンター→記入→エンター…の繰り返しであっという間にアイデアをたくさん吐き出すことができるのがマインドマップの一番のメリットです。
文章で書く必要がないため、思考の邪魔が減りよりアイデアが出やすいと感じています。
並べ替えが簡単
通常のワードなどの文章作成ツールだと、構成を組み直す場合全体をコピペやカットをちまちまやる必要があります。
一方マインドマップは、要素をドラッグ&ドロップすることで、上下の関係を入れ替えたり、要素の位置を変更したりすることが可能です。
構成の練り直しが簡単だと、記事執筆もよりスムーズに進められます。
要素の関係性が見やすい
マインドマップはどんどん枝分かれしていく構造。
どの要素とどの要素が結びついているのか、上下関係はあるのかなどがパッと見ただけでわかります。
関係性が見やすいのでブログ記事の構成作成にもおすすめ。
記事構成が終わったあと、見返すと「この部分の説明が甘いな」「内容と理由の順番を入れ替えた方がわかりやすいな」など、構成のアラが見つけやすいです。
一度ブログ記事を書き出してしまうと、構成変更をやり直すのはかなり手間。構成作成の段階で時間をしっかり使うことで、逆に記事作成のスピードを上げることができます。
ブロガーとして活躍されているマナブさんも構成にかなり時間を割いているとおっしゃっています!
おすすめマインドマップ5選
マインドマップを選ぶポイント
マインドマップツールには有料・無料のものがたくさんあるのですが、僕が重視しているポイントは次の4つです。
- シンプルで使いやすいか → 超重要
- デバイス間で共有できるか
- PDFなどでダウンロードできるか
- 金額
マインドマップはブレストがメインのツールなので、ツールの使いやすさはとても重要です。見た目が好みか、操作はしやすいか、ツールは軽快に動くか、など自分の思考をストレスなく吐き出せるかが最大の選択ポイントです。
僕の好みと読んでいるあなたの好みが違うことももちろんあるので、実際に使ってみるのが大事です。
僕が色々使って特におすすめだったのは次の4つです。
- Mindnode
- iThought X
- MindMeister
- Miro
- EdrawMind
Mindnode





実際に僕が愛用しているマインドマップツールです
UIの設定はそこまで細かくいじれないのですが、マインドマップに絞られた機能が最適化されているので、使い勝手は最高です。
エンターで下に要素を追加、Tabキーで右に要素を追加、の2つを覚えておけば何も困りません。
アプリ自体のデザインもシンプルで思考の妨げになりません。
iCloud経由でMac / iPhone / iPadで同期されます。僕はパソコンでマインドマップを作ってから、iPadのアプリで読み込んで、それを見ながら記事を書いています。
現在AndroidやWindowsでは使用できません。
無料版でも十分ですが、より機能を拡張する場合は年間2,100円かかります。
出力は無料版でもPDFや画像、CSV、マークダウンなどに対応。
Mindnodeはアプリのサブスクサービス「Setapp」に含まれています。


iThought X


マインドマップの種類がかなり豊富な印象のアプリです。
イラスト挿入が簡単だったり、他のアプリ(Power Point, Keynote, Word, Excel,PDF, PNG)の出力に対応しているなど至れり尽くせりです。
Mac/iPad/iPhoneだけでなく、Windowsでも使えます。
有料版は買い切りで6,100円。
iThought XもMindNode同様「Setapp」に含まれています。
MindMeiter
リベラルアーツ大学の両学長が使用していることで有名なマインドマップ。
両学長のように、要素の表示・非表示が簡単にできるので、プレゼンの資料としても使いやすいのが大きな特徴です。
書き出し形式はプランによって異なります。
プラン | ベーシック | パーソナル | プロ | ビジネス |
---|---|---|---|---|
金額 | 0円 | 540円 / 月 | 915円 / 月 | 1,410円 / 月 |
出力形式 | テキスト, MindMeister | + PDF, Image, Freemind, XMind, MindManager | + Microsoft WordとPowerPoint | + プレゼンテーションをZIP形式で圧縮する |
他の人と共同で加筆する機能もあるので、マインドマップの本来の機能以上が詰め込まれたツールです。


Miro


Miroはブラウザ上で使用できるツールです。
MindMeister同様、複数人でデータを加筆する機能があります。
Miroの最大の特徴は、マインマップ意外にも、ホワイトボードツールやフローチャートなど、オンラインホワイトボードとしての機能がかなり充実している点です。
PDFやjpeg、CSVなどで書き出せますが、月額8ドル程度の課金が必要です。



動作が重いので使わなくなってしましました。
オンラインホワイトボードとしての機能が充実しているぶん、ツール自体の読み込み速度がかなり遅い印象です。
また、ブラウザで使えるのはメリットですが、逆にオフライン上では使用ができないので、記事執筆など個人でガッツリ使うのには個人的に合いませんでした。


EdrawMind


買い切りで購入ができるマインドマップツールです。
一度買い切ってしまえば、機能はフルで使うことができます。
共同編集もできるし、出力もPDF / Word / Excel / PPT / HTML / SVGとかなり豊富。
しかも、Windows / Mac / Linux / iOS / Androidに対応し、2つのPCと3つのモバイル端末でログイン可能です。



費用はやや高いけど、マインドマップの決定版と言っても過言ではありません。
5ツール比較
ツール | ![]() ![]() MindNode | ![]() ![]() iThought X | ![]() ![]() MindMeister | ![]() ![]() Miro | ![]() ![]() EdrawMind |
使用環境 | アプリ | アプリ | アプリ・ブラウザ | ブラウザ | アプリ・ブラウザ |
対応OS | Mac OS / iOS | Mac OS / iOS, Windows | ブラウザがあるため対応OSは問わない | ブラウザがあるため対応OSは問わない | ブラウザがあるため対応OSは問わないWindows / Mac / Linux / iOS / Android |
無料版の出力形式 | PDF ,jpeg,CSV, Markdown,テキストなど | トライアルのみ | テキスト/ Mindmeister(3ボードのみ作成可) | 低い画質のjpegのみ | PDF / Word / Excel / PPT / HTML / CSV/ jpegなど ※透かしあり |
有料版の出力形式 | 無料版と同様 | PDF,Power Point, Keynote, Word, Excel,PNG | PDF,画像,Word, Power Point (金額によって異なる) | PDF, jpeg, CSV, Google Drive | PDF / Word / Excel / PPT / HTML / CSV/ jpegなど |
有料版の金額 | 月額 / 280円 年間 / 2100円 | 買い切り / 6100円 | 月額 / 540円〜1410円 | 月額/ 8~18ドル | 買い切り / 12.900円 |
SetApp対応 | ◎ | ◎ | × | × | × |
シンプル差 | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
多機能さ | △ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ |
こんな人におすすめ | シンプルなマインドマップでサクサク記述したい人 | 手書きなど、マインドマップのデザインや機能にこだわりたい人 | 他人と共有したり、プレゼンでも活用したい人 | オンライン会議など多数の人が見る用途も視野に入れている人 | 買い切りで多機能で軽快なマインドマップを買い切りで求めている人 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
特にブログの記事構成などの場合は作業の軽快さが求められます。
多機能になればなるほど考えるべきことが増えるので、シンプルな使い方をしたい人はMindNodeが一番おすすめです。
最後に
マインドマップツールは正直好みもあるので、どれも一回触ってみるのがおすすめです。
一番自分が使いやすいと感じたツールで作業効率をどんどんアップしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。