近年需要が拡大しているVlogカメラ
今の世の中、大Youtube時代。
SonyのZV-1やPanasonicのDC-G100など、Vlogに特化したカメラが続々と登場しています。
僕もVlogを本格的にスタートしたいと思い、OLYMPUS OM-D EM-5 Mark2を中古で購入しました。
僕にとって必要十分だったこのEM-5を今回はご紹介いたします。
↓OLYMPUS OM-D EM-5 Mark2を使った動画↓
Olympus OM-D EM-5 Mark IIのスペックと購入動機
このカメラはマイクロフォーサーズのカメラです。
それでは仕様やスペックについてざっくり説明していきます。
重さ・大きさ
サイズは123.7x85x44.5 mm。
重さは417gと一眼レフにしてはかなりコンパクトで軽い部類です。 (前述したZV-1やG100に比べると重いです)
Sony α7も持っているのですが、こちらよりもかなり小さく気軽に持ち運べます。
画素・動画サイズ
写真の有効画素は1605万画素です。
動画はフルHDの60fpsまで撮影可能です。
4K動画は撮影できません。
僕は4K動画を編集することはないので、フルHDで十分でした。
バリアングル
チルトタイプのカメラは持っていたのですが、バリアングルは持っていませんでした。
当たり前ですがチルトと使い方が違うので最初は戸惑いましたが、慣れると便利。
ビデオカメラのように使え、ハイアングル・ローアングルも簡単に撮影ができます。
5軸手ぶれ補正
動画撮影に欠かせない手ぶれ補正。
EM-5 Mark IIは強力な5軸手ぶれ補正が搭載されています。
手ぶれ補正は写真撮影時にしか使えないものもありますが、EM-5 Mark IIは動画撮影時も使用できます。
ボディ内で手ぶれ補正なので、どんなレンズでもなめらかな映像を撮影することができます。
購入した場所・金額
MapCameraさんの中古を購入しました。
ランクはC(並品)でしたが、かなりきれいな部類だったと思います。
ボディのみの購入で約3万円でした。
カメラと一緒に購入したもの
Ulanzi VM-Q1
動画用の外付けマイクです。
3000円程度で購入できますが、品質はそれなりにしっかりしています。
風切り音を防止するファーやケースもついてきます。
カメラの内部マイクよりは確実に良い音で録音ができるので、マイクを検討している方は試しに購入してみるといいと思います。
Amazonベーシック ミニ三脚 カメラ用
ミニ三脚といえばマンフロットのものが有名です。
ですが、1000円ほど安くてほぼ同じ作りのものがAmazonベーシックから出ています。
自由雲台の固定の方法がマンフロットのものと若干異なるようですが、スペックはほぼほぼ同じです。
500mlのペットボトルよりも重さもサイズも小さいので、持ち運びにとても便利です。
自由雲台の上にアルカスイス互換のプレートをつけています。
他に検討したカメラ
OM-D E-M10 Mark III
こちらもオリンパスのカメラで中古の価格はほぼ同じでした。
E-M10 Mark Ⅲは4Kの動画が撮影可能です。
かなり悩んだのですが、E-M5の方が手振れ補正が強く効くのと、防塵防滴というボディの強さは捨てられませんでした。
EM-5 MarkⅡのサブ機として購入するかも。
Black magic pocket cinema camera
Black Magic社のカメラは動画撮影に特化したカメラですのでVlogにもいいかなと思いました。
検討していたBlack Magic Pocket Cinema CameraはフルHDで撮影ができ、LOG撮影も可能です。
自分の使い方だと子どもの撮影や旅行の撮影がメインのVlog用だったので、手振れ補正がないBMPCCは候補から外れました。
購入しなかった最大の理由はそもそもなかなか売っていなかった点なのですが…
使用しているレンズ
Sonyのカメラをメインで使っていたので、マイクロフォーサーズ用のレンズは持っていませんでした。
今回、EM-5と一緒に購入したのは下記のレンズです。
・SIGMA Art 19mm F2.8 DN
・SIGMA Art 30mm F2.8 DN
広角寄りの19mmのレンズは自撮り用に、30mmのレンズはやや背景をぼかしたい時に使用しています。
どちらも1万円前後で購入できるレンズですが、シャープな画になるレンズだと思います。
他にレンズを持っていないので比較できないのですが、動画撮影時にオートフォーカスが若干遅い気がします。
ピントが迷うこともあるので、結局マニュアルフォーカスにして使用することが多くなっています。
また、マウントアダプタを介してSuper Takumarなども使用しています。
マイクロフォーサーズは高機能で小回りがきく
センサーサイズは大きければ大きいほどいいとされがちですが、マイクロフォーサーズも十分利点があるカメラだと感じました。
センサーサイズが小さいためレンズもそこまで大きくならず、コンパクトで持ち運びも楽です。
また、センサーサイズが小さいがゆえに、安い価格で強力な手振れ補正を備えたカメラを購入することができます。
背景がボケないと考えられがちですが、被写体との距離を工夫すればボケた画も撮影できます。
Vlogでの使用に持ってこいのカメラ
取り回しがいいのと、手振れがかなり強いので、Vlog用にかなりおすすめのカメラです。
PanasonicのDC-G100は10万程度するのに対し、E-M5は5万以下で揃えることができます。G100と比較するとE-M5はLog撮影ができなかったり、4K撮影ができなかったりはするものの、そこまでの機能を求めていない人にとっては候補になり得るカメラかと思います。
Vlogを初めて見たい人やYouTube撮影のカメラを探している人にはぜひおすすめのカメラだと思います。
もちろん写真撮影も◎
Vlogにおすすめと紹介してきましたが、もちろん写真撮影もできます。
というより、写真撮影機としてもかなり優秀なカメラだと思います。
電子ビューファインダーを備えているので日中明るいところでも撮影できるし、バリアングルモニターを使えばいろんなアングルの撮影もできます。
正直、このカメラ1台持っていけば写真+動画どちらも撮影できてしまいます。
僕も軽いお出かけの時はこのカメラだけをカバンに入れて持っていっています。
気軽にVlogライフをスタートしよう
毎日の一部を動画に残すのは思い出としてもとてもいいものです。
YouTubeで一般公開するもよし、個人の思い出として家族や友達に共有するもよしです。
iPhoneもかなり手振れ補正が強く手軽に撮影できるのでいいのですが、一眼カメラでの映像はワンランク上のものになります。
いろんなカメラを駆使して素敵なVlogを作成してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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