FUJIFILMのX-S10の導入に合わせて、購入したVILTROX 33mm f1.4。
3万円以下で購入できるにもかかわらず、f1.4という非常に明るく静かなAFレンズ。この記事では、フジの純正レンズではなく中華メーカーのVILTROXを選んだ理由や作例をご紹介します。
VILTROX 33mm f1.4 について
レンズのスペック(Amazonより)
焦点距離 | 33mm |
光学構造 | 9群10枚 |
絞り | F1.4-F16 |
羽根枚数 | 9枚 |
フォーカスメカニズム | 内部フォーカス |
視野角 | 45.7° |
フォーカス範囲 | 0.4m〜∞ |
フォーカスモーター | STM, リードスク |
フィルター径 | φ52mm |
外径サイズ | φ65mm* 72mm |
本体重量 | 約270g |
APS-C専用のレンズです。焦点距離は33mmなので、フルサイズ換算すると50mm相当。すなわち標準レンズの画角になります。
ファインダーを覗くと、自分が目で見ていた画角とほぼ同じ画角が写ります。
F値は開放でf1.4です。明るいレンズでボケ感も十分。それでいて270gとコンパクトなので使いやすいです。
AFの音も静かでスピードも申し分ないです。もちろん瞳AFもきちんと作動します。
FUJIFILM X-S10につけてみる
僕の持っているX-S10に付けると重量は800g以下。(バッテリー込み)
X-S10も軽いカメラだし、レンズも軽いので気軽に持ち運べる組み合わせです。
作例紹介
ある1日のお出かけのときにX-S10とViltroxのレンズを持っていきました。
滋賀の白髭神社。湖の中に鳥居が立っていてスケールが大きい。
びわ湖こどもの国。駐車場代だけでたくさんの遊具で遊べて子連れにぴったりのスポットです。
キメラ化した滑り台も面白い。
この日はびわ湖沿いのカフェ「ルヴァン」。琵琶湖を眺めながら飲むコーヒーは格別でした。
FUJIFILM純正レンズとの比較
FUJIFILMの純正の標準レンズは2012年に発売したXF35mmF1.4 Rと2021年9月に発売したばかりのXF33mmF1.4 R LM WRがあります。
簡単にスペックの比較をします。
VILTROX 33mm f1.4 | FUJIFILM XF35mmF1.4 R | FUJIFILM XF33mmF1.4 R LM WR | |
---|---|---|---|
焦点距離 | 33mm | 35mm | 33mm |
レンズ構成 | 9群10枚(EDレンズ1枚、高屈折率ガラス1枚) | 6群8枚(非球面レンズ1枚) | 10群15枚 (非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚) |
絞り | F1.4〜16 | F1.4〜16 | F1.4〜16 |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 7枚 | 9枚 |
最短撮影距離 | 40cm | 80cm (マクロ時28cm) | 30cm |
重さ | 270g | 187g | 360g |
値段 (2021年9月現在) | 29,999円 (Amazon) | 64,500円 (Amazon) | 94,050円 (マップカメラ) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
FUJIのXF 35mm F1.4 Rよりも高いスペックにもかかわらず、値段は半額以下。
スペック的な部分の比較からすると、VILTROXはかなり大貢献しているのではないでしょうか。
もちろんスペックが全てではありません。レンズの実際の写りというものは撮り比べが必要です!
最初の単焦点レンズにおすすめ
F1.4でAFも静かという機能的に優れたレンズで、かつ写りに関しても申し分のないVILTROX 33mm F1.4。
FUJIFILMはボディの値段もそれなりにするので、レンズにまでお金をたくさんかけられないという人に特におすすめです!これほど高機能でコスパがよく写りも素晴らしいレンズってあんまりないんじゃないでしょうか。恐ろしや中華メーカー。
AFのスピードも早く、かつ駆動音も静かなのでVLOGを始めたい人にもおすすめです。
自己紹介動画もViltroxで撮りました
僕はVILTROXのレンズで本当に満足したので、同じラインの23mmや56mmmもとても気になっています。(どちらも開放F1.4で明るいレンズなのに3万円台というコスパ!)
VILTROXレンズでいい写真をたくさん撮っていきたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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