
以前紹介したViltrox 33mm f1.4。
このレンズがあまりにも最高すぎたので、追加でViltrox 23mm F1.4をポチってしまいました。
今回はViltox 23mm F1.4を1ヶ月以上愛用し、使ってみた感想などをご紹介していこうと思います。また、簡単に作例なんかも載せていこうと思います。


VILTROX 23mm f1.4 について

レンズのスペック(Amazonより)
焦点距離 | 23mm |
光学構造 | 10群11枚 |
絞り | F1.4-F16 |
羽根枚数 | 9枚 |
フォーカスメカニズム | 内部フォーカス |
視野角 | 63.4° |
フォーカス範囲 | 0.3m〜∞ |
フォーカスモーター | STM, リードスク |
フィルター径 | φ52mm |
外径サイズ | φ65mm* 72mm |
本体重量 | 約260g |
本製品はAPS-C用のレンズですので、フルサイズ換算にすると約35mm相当。
標準レンズの中でもやや広角の写りをするレンズです。もちろん33mmのレンズよりも広く写すことができます。
絞りは開放F1.4と明るいレンズです。室内や暗い場所でも十分使うことができます。

33mmと同じく、重さも約260gと軽量。23mmと33mmを両方持ち歩いても苦になりません。
購入した経緯

今回Viltrox 23mmを購入した1番の理由は動画撮影用のレンズが欲しかったからです。
ちょこちょこと商品紹介の動画を撮影しYoutubeにアップする機会が増えてきました。動画撮影は室内で行うことが多く、部屋もそこまで広くないので、「明るくて広角のレンズ」が必要でした。
Viltox 33mmもf1.4と明るさは申し分ないのですが、換算50mmなのでカメラ自体を遠くに置く必要がありセッティングに手間取るのが課題でした。
23mmだと明るさはf1.4と同じで、かつ広角に映るので室内での動画撮影がかなり楽になりました。
投稿しているYoutube動画

また、子どもを写真で撮る機会が多いのですが、子どもってかなり寄ってくるんです。笑
望遠レンズで遠くから気づかれないように撮影するのもいいですが、普段のスナップ写真は広角の方が子どもを写すのには向いていると感じました。

1番の理由は「使ってみたかった」という単純な興味以上に勝るものはないんですが…笑
1ヶ月以上使ってみた感想


33mmと同じくキレのいい写り
Viltrox 33mm f1.4でのレビューでも「写りがキレイ!」と書きましたが、23mmも同じく描画が素晴らしいです。
絞ると全体がシャープに引き締まり、開放だとボケがふんわりしてくれます。
レンズの作りも金属製でずっしりとした質感。日々使うレンズがこれだけ高級感あるとテンションも上がります。



キレイなボケみなので開放で使うことがほとんどです。
静かなAF音で動画にもおすすめ
今回の購入動機である動画での使用。動画での使用だとAF音とピントの合う速度が気になるかと思います。
ViltoxのこのレンズはAF音がかなり静かでした。カメラ使用時は耳をすまさないと聞こえないレベル。
AFの速度もかなり速いです。瞳AFも使用できるので、自撮りする人も安心かと思います。
最短撮影距離も30cmなので、商品を映像いっぱいに写す程度だったら大丈夫そう。
どんなレンズでもそうですが、AF音は小さい音ではあったとしても発生してしまうもの。気になる人は外部マイクを使用することをおすすめします。
サイズ、写り、価格、トータルでコスパが最強すぎる
- 手軽に持ち運べるサイズ ・重さ
- F1.4とかなり明るいレンズ
- 動画にも使えるAF性能
- 23mmと使いやすい画角
これだけの高スペックを兼ね備えて、Amazonで3.5万円で購入できます。



これは純正にはないコスパ最強レンズ!
純正レンズのFUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF1.4RはAmazonで7.3万円。Viltroxの2倍以上します。
純正レンズには純正レンズなりの写りの素晴らしさがもちろんありますが、Viltroxもコスパを考えると大貢献していると思います。
作例
Viltrox 23mm f1.4 + FUJIFILM X-S10で撮影した写真をご紹介します。










Viltrox 23mm F1.4レビューまとめ


APS-C専用のViltroxのこのレンズ。23mm、フルサイズ換算で35mmのこのレンズは広角なので風景や日常スナップにおすすめです。
また、YoutubeやVlogなど動画を撮影する際のレンズとしても使いやすいと思います。AFが静かでスムーズ、開放もF1.4と明るく軽量。それでいて3万円台で購入できるのは類を見ないです。
価格に対する満足度の高いレンズ。単焦点が気になっている人は是非チェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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